世界最先端の研究で医学の発展に寄与

医局紹介

  • HOME »
  • 医局紹介

血液・膠原病・感染症内科のご紹介

 当科のホームページをご覧の皆様、こんにちは。血液・膠原病・感染症内科の医局長の平田真哉です。ホームページの刷新に伴い、当科のご紹介を致します。

 当科は、元々、旧ナンバー内科では第二内科として、大学病院においては血液疾患・膠原病・感染症の診療と研究、教育を担当する科でした。いまでも、つい「二内科」と言ってしまうことがしばしばあります。当科はこれまでに世界の医学史に残る著明な成果を挙げてきました。エリスロポイエチンは宮家隆次博士によって当科で精製され、後に米国に渡った同博士によってその生物学的特性が初めて明らかにされて、再生不良性貧血や腎性貧血などの治療に巨大な前進をもたらしました。九州などの海浜地帯に頻度の高いレトロウイルスの一種、HTLV-1感染によって起こされる成人T細胞白血病(ATL)を高月清元教授が一つの疾患単位として提唱されました。そして、世界初のAZTをはじめ多数のHIV治療薬を世に出し続けている満屋裕明前教授の業績は多くの皆様の知るところです。その後の大学病院の臓器別診療科への再編の際にも幸いにも(?)分裂することなく3つの診療領域を併せ持つ科として移行して、今に至っています。血液疾患としては、血液悪性腫瘍である急性白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫やATLに対して、高い水準の診療を行うとともに、全国の臨床治療研究へ参加しています。また、14床の無菌室を持ち、必要な症例には積極的に自家末梢血幹細胞移植や血縁者間同種造血幹細胞移植を行っています。血液悪性腫瘍の治療には強い化学療法を行うため、感染症を合併することも少なからずありますが、感染症内科のチームと協力しながら、感染症の治療や予防、対策を行っています。そのほかにも造血障害である再生不良性貧血や凝固異常である血友病など稀少な疾患もふくめて様々な血液疾患に対する診療を行っています。膠原病内科は、関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)などを多岐にわたる疾患を正確に診断し、適切な治療を行っています。また、全国の臨床研究に参加して、国内外への情報発信に努めています。感染症内科・感染免疫診療部は再興・新再興感染症の診断と治療に当たっていますが、特にHTLV-1と同じレトロウイルスの一種であるHIV-1感染によって起こるAIDSの診療と治療に力を入れています。さらに、より強力で効果的な新しいクラスの治療薬の基礎研究・開発を続けています。いずれの診療についても定期的にあるいは臨時に複数の医師や医療従事者が参加するカンファレンス(検討会)を行い、偏りの少ない安定した医療の提供に努めるとともに、若手医師の教育を行っています。

 いっぽうで、二内科に入った医師が、皆、白血病や悪性リンパ腫、ATL、HIVなどの診療のみを行っているかというとそうではありません。当科の関連病院では、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科・代謝内科など広く内科一般の診療を行い、当科のOB医師が県内は元より、国内外のオピニオンリーダーとして、あるいは地域の親しみ頼られるホームドクターとして幅広く活躍されています。そこには、患者さんを病気のみで分類していくのではなく、一人の人として「全身を診る」姿勢が伝統的に息づいています。

 このたび、2016年7月に当科のOBでATL研究の第一人者である松岡雅雄教授が就任し、分野名も血液内科から血液・膠原病・感染症内科となりました。新しい“二内科”は、これまでの歴史に負けない、診療、研究、教育のすべてにおける「最高峰」、すなわち質の高い医療の提供、世界と切磋琢磨する研究、一般内科としてのスキルと専門性を併せ持った内科医の教育を目指しています。当科の診療・研究に興味のある方は遠慮なくご連絡ください。一緒に大きな志を持って頑張りましょう!
当科のご紹介は参考になりましたでしょうか。ご不明な点やご意見など何かございましたら、いつでもお尋ねください。

 

お気軽にお問い合わせください TEL 096-373-5156 受付時間 9:00 - 18:00 [ 土・日・祝日除く ]

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
PAGETOP